男40代からの資格道

40代から資格に目覚めた男の生きざまを綴ります。

40代から資格に目覚めた男の生き様を綴っています。

上級救命講習

「上級救命講習」を受けてきました。

 

消防本部の資格?ですね。全国で防災に関わる公益団体が実施しています。東京都では、東京防災救急協会のサイトから、申込みができます。

応急手当講習会のご案内 | 公益財団法人 東京防災救急協会

 

人気があるようで、1~2ヶ月前の枠は、結構埋まってしまっていることが多いようです。会場は消防署か防災施設。私は近所の消防署で受講しました。

 

救急救命系の講習は、他に赤十字でもやっていますね。

講習に参加したい 救急法|日本赤十字社 東京都支部

 

講習時間は8時間。教材費2,600円がかかります。帰りにはテキスト・三角巾・人工呼吸用マウスピースがもらえます。

 

内容はだいたい以下の通り。

  • 応急手当の重要性(座学)
  • 心臓蘇生法
  • 止血法
  • 傷病者の管理
  • 外傷の手当て
  • 搬送法
  • AED

最後に簡単なペーパーテストがありますが、全員合格するようです。最初の座学以外は、ほとんど人形や他の受講者相手の実践です!

会場の雰囲気はかなり真剣で、へらへらしながらやっている人など皆無。こういうの、嫌いじゃないです。大きな声を出したり、他の人とペア、チームを組んで行う演習も多いので、モジモジしている人は向いてないと思います。

参加者はまさに老若男女、作業服を着た女子高生?みたいな人もいました。聞けば、高校卒業後就職した会社で、全員1年目に取らされるのだと。

 

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上級は幼児や乳児の救命法についても教えてくれるので、小さいお子さんのいる方などには、とても有益だと思いますよ! 

 

なお、応急手当講習には、「普通救命講習」「上級救命講習」「応急手当普及員」の3種類があります。普通、上級、普及員ともに、初回の受講から3年以内に再講習を受けないと、認定が失効してしまいます。

普及員になると、なんと他の人に講習をして、他の人に認定証を交付できてしまうんです!!! かっこいいですね。いずれはここを目指したいです。

 

 

 

当ブログと勉強法の特徴

資格取得のために資格学校や通信講座を使うことはありません。すべて書籍を買って独学するスタイルです。

同じように独学でチャレンジする人の参考となるよう、参考とした書籍や問題集、勉強方法、勉強時間等をご紹介していきたいと思います。

ただ、人には得意不得意分野や能力の差がありますので、あくまで参考程度としてください。「自分はこんなにやらなくても受かる」と思った方は軽めに、「これじゃあ不安だ」と思った方は重めに準備をするとよいと思います。

 

私自身の特徴としては、

●私大文系学部卒

●理系科目全般が苦手

●計算も苦手

●短期記憶はかなり得意

●曖昧で幅広い暗記が得意

●選択式は得意、記述式は苦手

という大まかな傾向があります。参考とされる方は、ご自身と比較した上で差分を加味してください。

 

なお、難関と言われるような資格をあまり受けるつもりはなく、常人が働きながら目指せるものを中心にやっていきたいと思っています。

資格に目覚めた経緯

ちょうど40歳のときに、資格に興味を持ちはじめました。

それまで自分の腕一本で仕事をしてきて、いくつかの会社を渡り歩きながらも、それなりに評価され、年齢に応じたキャリアはつくってきました。

しかしどうも、どこへ行っても「印籠」に弱い人たちが一定数いることに気付いた。人物を肩書きや資格で判断するようなタイプです。

これは、ある部分仕方ないとも言えます。当該分野に詳しくない人たちに自分の実績を紹介しても、凄いのか凄くないのか普通なのか、門外漢にはわかりません。そういうケースに実際に何度も出くわしました。

で、これは面白いと思いました。裏を返すと、肩書きや資格さえあれば、それだけで簡単に信用する人たちが一定数いるということです。実力が伴わなくても、です。

多くの場合、「肩書き」は組織から与えられるものです。ちょうどその頃、会社員生活を辞め、個人事業主として独立するタイミングだったため、自分に肩書きを与えてくれる組織は、もうありません。したがって、「資格」に注目しました。

もともと勉強は嫌いではないし、新しい知識を常に得なければならないような仕事をしているので、自分なりの学習スタイルは確立しています。分野・手法の得手不得手も自覚済み。幸い、個人事業主なので、総体として余暇時間が増えるわけではありませんが、自分の裁量で時間に融通を利かせることはできるます。よし、やってみようと。

ただし、仕事と直接絡めすぎて義務感が生じてしまうと楽しくなくなってしまうため、自分で自分にルールを科しました。

 

①キャリアアップ等を考慮せず、興味の赴くままに受験すること

②合格だけを目指すのではなく、知識の取得に喜びを見出すこと

③やるからには一つ一つ真剣に取り組むこと

 

といった具合。

つまり、資格はあくまで趣味。しかし、趣味はおそらく仕事より長く(リタイア後も)続くものであり、その意味では、人生において仕事より重要なものだと言えるのではないでしょうか。しかも、終わりや完成がないのが趣味の世界です。

だから「資格道」なのです。